血管迷走神経反射の体験談

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発作(ベンショック)

先日、腸を絞られるような痛みの腹痛があって、下痢をしました。
その後、気持ちが悪くなり、吐き気がしました。
血圧が低くなったと思われ、一度嘔吐し、寒気もします。
手足のしびれもあり、気絶しそうな気配もあります。
下痢が落ち着くと、吐き気も収まり、だいぶ楽になりました。
トイレの中で15分ぐらいいたら、ほとんどの症状が収まり、落ち着きました。

お腹を壊すことに伴う今回の発作は人生2回目になります。
前回は、酸化マグネシウムを飲んで後にお腹を壊した際に症状が出たので、その時は薬が合わなかったと思いましたがそうではなかったようです。
ちなみにこのような排泄時の状況はベンショックと呼ばれたりします。なお、ベンショックという用語は医療用語ではありません。

私の体質

私はもともと手先・足先を怪我したときに、血圧が急低下することがあり、そうした時は、顔が真っ青になり、周りから心配されます。こうした発作は今までに10回以上経験してます。
また、採血の際にこうした症状が1度起きたことがあります。
私は血管が細くて採血しづらいということで、それ以降は対策として横になって採血しています。

私がその発作を初めて起こしたのは、4歳前後だったと思います。
木登りをする際に、足先を傷つけ、吐いたことを覚えています。

その次は、小学校低学年の頃です。
彫刻刀を使って版画を掘っている際に、指を切り、その後、顔が真っ青になり、担任の先生に心配され、作業せず休むよう指示されました。

その後も、指先や足先を怪我した際は、多く発作が起きましたので、周りの人に事前に話をしておいて、余計な心配をかけないよう伝えています。

また、手足の切り傷だけでなく、内出血の場合も症状が出たことがあります。

血管迷走神経反射とは

今回なぜこうした発作が起きたのかの原因、予防法や対処法はあるか、またこうした発作についての詳しく知りたいと思い、調べてみました。
症状を調べたら、血管迷走神経反射が、ぴったり当てはまりました。

血管迷走神経反射とは、副交感神経によって構成される迷走神経が反射的に働くことで、血圧の低下などにより、脳への血流が減少し、失神が起きるものです。
他の症状としては、めまいや吐き気、発汗、顔面蒼白、全身の冷感などがあります。
原因は、緊張や痛みなどのストレスなどがあります。

私は自律神経失調症と診断されたことがあり、自律神経が乱れやすいタイプといえます。
自律神経には交感神経と副交感神経がありますが、血管迷走神経はその副交感神経が関係しているものです。
私はよくお腹を壊すのですが、今回含め血管迷走神経反射が起きたのは2回だけです。
その2回だけ起きたのは自律神経系が弱っていたのが原因だと考えられます。
発作が起きた前日にでかけた時に軽い車酔いをしました。
車酔いは自律神経系が関係するもので、自律神経系が弱っていたことが推測されます。

起こしやすい・なりやすい場合には、自律神経が乱れていることが挙げられるのではないかと考えます。

私が経験した血管迷走神経反射の症状

急に顔が真っ青になる
気が遠くなる(失神しそうになる)
寒気がする
声が出なくなる
気分が悪い
吐き気がする(吐く)
手がしびれる

3回目の発作

しばらく血管迷走神経反射を経験することはないと思っていたのですが、再び発作を起こしました。
ちなみに、腹痛時の発作は3回全て真夜中に経験しています。
夜中に起きて、発作が起きていることから、起床直後の血圧や体温、自律神経系のいずれかが影響していると思われます。
胃腸の調子が悪い(胃痛・腹部不快感)と感じている最中での発作だったため、防ぐためにストレスで胃腸を悪くしないよう注意しないといけないと思っています。

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