仕事で扱っているデータで、桁数を揃えないといけないものがありました。
具体的に言うと、「東京123」のデータを「東京0123」のようにゼロを追加して、同じ桁数(文字数)に揃える作業がありました。
漢字(ひらがな)と数字が混ざっていて、ひと手間加えないと欲しいデータにならないので、エクセル初心者にはハードルが高いかもしれません。
エクセルに不慣れな人でもわかるように、段階を踏まえる手順で作成しました。
文字数を数える
まずは、データの文字数を数えます。
=LEN(A2)
漢字部分を取り出す
次に漢字部分を取り出します。
このデータは漢字部分が2文字と決まっています。
=LEFT(A2,2)
数字部分を取り出す
それから数字部分を取り出します。
=MID(A2,3,B2-2)
漢字を除いた3文字目から最後まで取り出す関数になっています。
完成
最後に欲しいデータ形式に変換します。
関数を説明すると、数字が一桁なら”000”を追加、数字が二桁なら”00”を追加、数字が3桁なら”0”を追加、数字が4桁ならそのまま表示するという内容です。
=IF(B2=3,C2&”000″&D2,IF(B2=4,C2&”00″&D2,IF(B2=5,C2&”0″&D2,A2)))
1行完結
ちなみに数式が長く複雑になってしまうのですが、段階を経ずまとめることもできます。
=IF(LEN(A2)=3,LEFT(A2,2)&”000″&MID(A2,3,LEN(A2)-2),IF(LEN(A2)=4,LEFT(A2,2)&”00″&MID(A2,3,LEN(A2)-2),IF(LEN(A2)=5,LEFT(A2,2)&”0″&MID(A2,3,LEN(A2)-2),A2)))
書いた直後の本人であれば意味はわかりますが、他の人またはしばらく経ってからみると何をやっているかわからなくなったりしますので長い数式はおすすめしません。数式を変更する際にもエラーが発生しやすくなります。
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